なぜ今になって薮宏太なのか

2年前ぐらいからHey!Say!JUMPの薮宏太が好きだ。洗車の待ち時間に頼れるグリーンのananを見ながらニヤニヤしてしまうくらい好きだ(店員にはしっかり目撃され済み)。

 

元々嵐と同世代でジャニーズJr.全盛期の育ち。タッキーは神。でも私は当時ひねくれていた櫻井翔が好きだった。正確に言うと屋良朝幸と掛け持ちしていた。kinkiやV6のバックでチラッと映るのを見るためにMステを録画していた。そこから櫻井翔が嵐でデビューして嵐一筋。ファーストコンサートの代々木も福岡から行った。あまり知られていない櫻井翔のソロコンサートも2日続けて行った。櫻井翔が投げたタオルにも触れた。大学受験で慶應に行こうともした。結果頑張れなかったので無理だったが。

とにかく櫻井翔一色だった。

なのに、なぜここに来て薮宏太にハマってしまったのか。Hey!Say!JUMPのデビューを聞いた時、嵐よりひどいグループ名が出てきたもんだな、なんて思っていたのに。薮宏太31歳の記念に改めて振り返ってみることにする。

 

いわゆるJr.黄金期時代のジャニーズ好きだったので、当時の薮宏太、八乙女光、伊野尾慧、中島裕翔まではなんとか覚えている。彼らが入所してすぐぐらいだと思う。特に薮宏太、八乙女光Ya-Ya-yahですぐに有名になったし、薮宏太はとにかく小さいしとにかく歌が上手かったのでよく覚えている。八乙女光の前に赤間直哉とシンメで歌っていたのも覚えている。いつも赤西くんの膝に乗っていたイメージもある。八乙女光は亀梨くん。しかし個人的には薮宏太がずば抜けて可愛かったわけではなく、Ya-Ya-yahの中では山下翔央、JJexpressでは伊野尾慧かなぁ、なんて言っていた。

Ya-Ya-yahはデビュー前にCDも出していたし、このままデビューだろうと思っていたので、Hey!Say!JUMPのメンバーに薮宏太と八乙女光が入っていたのにはJr事情をよく知らない私でさえかなり驚いた。嵐にタッキーが入っていないくらいの衝撃だった。堂本兄弟で初めてHey!Say!JUMPを見た時、JrのツートップでYa-Ya-yahのセンターを張っていた2人が両端にいた。真ん中にいるちびっ子達は一体誰なんだという感じだった。自己紹介していたが半分以上は知らない子だった。

その辺りでHey!Say!JUMPへの関心は無くなり、いつも通り嵐活動に勤しんでいた。

時は流れて2018年。1人目を出産し夜泣きで完徹していた頃、ドラマ「もみ消して冬」が放送されていた。初めての育児と睡眠不足で軽い産後うつのような状態だったが、このドラマにめちゃくちゃ助けられた。真面目なコメディで見始めると1時間経っている。面白いけど中身はあまりない(褒めている)。夜中に子どもを抱っこしてゆらゆらしながらずっと観ていた。この時に山田涼介って綺麗な子になったなー演技上手いんだなーこの綺麗な顔でコメディやるからいいんだなーHey!Say!JUMPのセンターだったなーと改めて認識した。

ほどなくドラマ「suits」が始まり、中島裕翔を見た。衝撃的にハンサムになっていた。確かに小さい頃も可愛かったけど、こんなハンサムいる⁈と一撃で心を持っていかれた。ちょうどMステでBANGER NIGHTを歌った時で、更に中島裕翔にハマった。Hey!Say!JUMP中島裕翔が夫だったらという妄想をしながら毎日の家事をこなしていた。

昔とは違いSNSが普及している今Hey!Say!JUMPの事を調べるのなんて簡単で、さまざまなSNSとネットを駆使して動画を見た。メンバー毎に動画をまとめてくれている方もいて、ありがたく拝見した。そうしている内に「あれ?かっこいいけどなんか中島裕翔違うな。てか、伊野尾慧なんでこんな女の子みたいになってんの?」と、視点が伊野尾慧に移った。かつてJJで推しだった事もあり、中性的な外見で更に私の好みになっていた伊野尾慧にあっさり心変わりした。ピーチガールをキャーキャー言いながら繰り返し見てニヤけっぱなしだった。調べると伊野尾革命なるものが起きており、そこからフワフワした感じになったとのこと。そりゃそうだ。私が知っている伊野尾慧はマイクを逆に立てて歌っていたんだ。そう考えると彼のセルフプロデュース力はハンパない。プロ根性も。

そして本業はコンサートでしょう!と、恥を捨ててとりあえずその時売っていたI/OのDVDをタワレコで買った。初回限定盤2が残っていたのでそれにした。

これまでジャニーズのライブは嵐しか見たことがなかったので妙にドキドキしながら開封した。知っている曲といえばUltra Music Powerとウィークエンダーぐらいでほぼ初めましてだったが、とにかくキラキラしていて正統派ジャニーズだった。推しを中心に見るのには慣れていたが、山田涼介を中心に構成されていて「こんなの山田担が得しまくりじゃんよ!」と気付けば文句を垂れていた。しかし過去のDVDに比べると伊野尾慧の映っている時間は格段に増えたらしく、JJのセンターだったはずなのに…と複雑な気持ちになった。同時に薮宏太と八乙女光の扱いがこんなことになっているなんて…絶句だった。Ya-Ya-yahのセンターだぞ⁈薮宏太と八乙女光だぞ⁈完全に脇役じゃん!と目を疑った。それでも9人いるとダンスも映えるなとか、歌割りが細かすぎて推しを追うのに必死だなとか、セトリいまいちだなとか、セットが嵐よりなんとなくチープだなとか、やっぱ松潤てすごいんだなとか、思うことは色々あったが本編を見終え、特典のDEAR in 東京ドームを見た。

このDEAR in 東京ドームがまずかった。最初のMasqueradeの時点ですでに薮宏太しか目に入らなくなっていた。え?この伸び代なんなの?どうしたらあのちびっこ可愛らしい少年がこんな眼力持ったイケメンになるわけ?率いてるじゃん、完全に率いてセンステに移動してるじゃん、脇役とか言ってごめん。あなたはやはりセンターが似合う。Masqueradeを延々とリピートしながら気付いたらDEARのDVDをポチっていた。そしてDEAR in横浜アリーナのSpeed It Upで完全に沼にはまる。挙げればキリがないが、こんなにもセクシーなのは君だけだ!1番エロい!君がNo.1!同時に、アンコールで出てきた伊野尾慧のウサ耳肩出しの姿になんかもう可愛い通り越して可哀想という感情が生まれてきてしまい、やぶいの2人推しでいくことを決めた。

 

結果1月31日の誕生日には全く間に合っていないし、果たしてこの誰の為にもならないブログが誰かの目にとまっているのかもわからないが、個人的な備忘録として。

 

たまにはこんな話でもいいでしょう。